再生療法(多血小板血漿療法)について

[当院は厚生労働省の認可を受けた再生医療等提供機関です。]

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指や手を切ってしまったとき、傷が塞がりカサブタが出来て、やがて元通りに治ったご経験があると思います。実は、この一連の治癒過程には、血液の中に含まれる”血小板”が重要な役割を果たしています。そのため、血小板が少ない方では血が止まりにくく傷の治りも遅くなります。また、打撲や捻挫をした時には、怪我した部分が腫れることがあると思いますが、この腫れは皮膚の下で出血したことによるものです。打撲や捻挫でも、皮膚を切った時と同じように、血小板から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、傷んだ組織を元通りに直そうとする自己治癒機転が働いています。

多血小板血漿療法は、この”自分で自分を治す力(自己治癒力)”をサポートする治療法として、ヨーロッパやアメリカでは頻繁に行われている治療法です。自分の血液を約20㏄とり、特殊な技術を用いて血液中の血小板が多く含まれる部分のみを抽出し、自己多血小板血漿を作成します。

この多血小板血漿中には、成長因子が豊富に含まれますので、これを自分の身体の傷んだ部分に注射することにより、その部分の組織の修復が促進され、”早期治癒”や”疼痛の軽減”効果をもたらします。

当院では、多血漿板血漿療法の中でも未活性増殖因子を多く含んだ血漿とフィブリンを同時に獲得できるPRGF-Endoret®療法を提供しております。

 

 

 

PRGF 骨再生治療とは

PRGFとは、Plasma Rich in Growth Factorの略で、増殖因子(成長因子)を多く含む血漿のことで、PRP療法の一つです。最近、組織の再生に大変有効であることが報告され注目をあびている治療法です。この治療法は口腔領域では、1990年代後半より報告されているものですが、最近では美容外科や形成外科での使用がマスコミにも取り上げられご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

増殖因子(成長因子)とは

骨やさまざまな組織の修復や再生メカニズムを促進するタンパク質で、組織の修復、再生過程の鍵となるすべての細胞の増殖と分化を誘発します。また、細胞間の情報を伝達するタンパク質でもあります。

PRGFはどのような時に使われるのか

このように成長因子を豊富に含んだ血漿を、損傷したり、欠損した組織に使用することで、組織の治癒や再生を促進するのです。
歯科、口腔領域だけではなく以下のようなさまざまな分野で使用されています。

歯科・口腔外科
抜歯後、インプラント周囲組織、上顎洞挙上、歯周病などに伴う歯周組織の欠損
整形外科
骨、筋、腱、靭帯、軟骨などの損傷
皮膚科
皮膚の損傷や火傷
美容外科
しわとり
その他
眼科、一般外科、形成外科、血管外科など